カメラの修理

マニュアルカメラは、写真の設定を自分で考えて行いますので、設定の仕方によって写真の印象も大きく異なります。メーカーに修理を依頼するということが基本ですが、メーカーは製造終了後10年しか部品を保管していません。製造終了から10年以上たった物の修理は、良品の中古機体部品を用いることになります。

技術をもった専門の写真修理店に依頼することになります。料金は、部品代と技術料などが必要になります。長い間使用していて壊れた場合は、新品同様の性能に直すということは非常に困難なことです。しかし、一般的な撮影ができるように修理や調整をしていきます。

修理もできる職人さんというのは非常にありがたい存在です。職人さんがいるからこそ趣味を趣味として楽しめるのがいわゆるアンティーク品と呼ばれる品物の数々です。古いものは数々のオーナーの手を渡って現オ―ナーの手元に至っております。つまりもういつ壊れてもおかしくないものが多いのです。

しかしながら、それでもアンティークには現代のデジタル製品にはないぬくもりがあることで愛好者も多いのです。特に機械の中でも複雑なカメラは修理職人の存在なしに趣味にはできません。沖縄のかわず堂カメラ工房というカメラ修理業者は、昔ながらのフィルムカメラの修理を得意としてる全国的にも有名なカメラ修理職人になります。

故障箇所によって、修理にかかる期間は異なっています。必ずしも、修理に必要な部品が揃うというわけではありません。部品の調達が出来ずに、修理が不可能になる場合もあります。部品さえ揃えば、永続的に使えるという特徴があります。

人気モデルの物などは、修理に出される機会も多いので、修理部品を大量に生産をして保管しておくということもできます。初期の物は、構造的にはシンプルなものが多く存在しています。修理後に、品質を保つポイントは適度に使用することです。そして、電池の液もれに気をつけるということです。