写真の取り方の基本については、その撮影対象によって異なります。撮影の基本を覚える事は確かに重要ですが、それ以前に覚えなければならない点として、自分のカメラの性能を良く知る事と、ISO感度、シャッタースピード、F値(絞り)の相関関係を知らなければなりません。
写真がフィルムで撮影する事が普通だったころは、最初に選ばなければならいものとしてフィルムがあり、それには感度というものがあり、感度が高ければ、高いほど高速シャッターを使えるという利点がありましたが、感度の高いフィルムほど、
プリントした際の粒子が粗いという弱点がありました。現在主流のデジタルカメラも基本として、ISO感度を固定(指定)出来るものや、カメラ自体が自動的に最適な感度を選ぶ機能が付いたものもあり、撮影目的によって変えることが出来ます。
シャッタースピードとF値の相関関係はシャッタースピードが早くなればなるほど、F値(絞り)は、レンズの開放値にシフトします。逆にF値を絞れば、シャツタースピードは低速側にシフトすると言う事になります。
このように、写真の世界は、入り込めば大変深い世界なため、とりあえずはカメラ任せで数を撮ってみて、何故、そんな風に写ったのかを確認して、説明書を読んでみるという方法が良いのかも知れません。デジタルカメラは撮影した直後に写りの確認や撮り直しが可能なため、数多く撮ることで色々覚えることができると思います。